クラウディレイン 素晴らしき世界
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素晴らしき世界




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(この記事は後編になります、前編は→ここ←)

こんばんは、今日はちょっと喪失感のあるアルゼです。

久しぶりにネットゲームのことでも書くとします。

それも大真面目に。

以下本文


今日、諸事情により意を決して、FF11にログインしてきた

何も変わらない町並みが、どこか見慣れない世界に感じる今夜

すごく重たかったこの約2年

やっとまた、この世界に足をつくことができた

まだ残っているフレンドリスト

オンライン者に見知った名前がいくつも表示される

あぁ、こんなに長い間いなかった俺を

誰も削除していないんだな

そう思ったら嬉しかった

そんなことを考えていると、

テルが来る

B「おおおおおおおおおクラ!!!やっともどってきたか!!!

  待ちわびたぞ^^

  懐かしいなw今どこにいる?そっち行くぞw」


と、俺の反応も待たずに、一人でしゃべっているブラック

そう、こいつが俺が辛かったとき心の支えになってくれた男の一人だ

俺「キー打ち早くなったんだなw久しいなブラック^^待ってるぞ~w」

そうすると次は奴からテルが来る

俺とともに歩んでくれた戦友にも似た大親友

G「クラ^^待ってrたぞ^^」

ただその一言が心にしみた

きっと、話かける前にどう話しかけるか迷った末の一言だろう

口が決して達者ではなかったガアラ(今は違う名前だけどそう呼ぶ)

それでも震える手で打ってくれたのであろう温かい一言

俺「おすガアラw待ってたってホントかよww大げさな奴だなw」

素直には話せない俺

そうして、仲の良かった3人で久しぶりに集まった

別々になってしまってからは、ガアラとブラックも逢うのは同じくらい久しぶりらしい

それから3人でいろいろと回った

初めてガアラと出会った場所

初めてLSを結成した場所

3人で行ったところほぼすべて回った

俺は思い出に関して言えば仲間内誰にも負けない記憶力を持っている自信があった

きっと、俺だけしか覚えていないだろうということも

だけど、話すこと話すこと3人とも同じ内容だった

2年ぶりに戻ってきて、

しかも、あんな終わり方をさせてしまって、

それでもそれに一切触れることなく温かく迎えてくれた二人

思い出話に華を咲かせ

各地を巡る俺ら三人

だけど、きっとわかっていたのだろう

俺が戻ってきた意味を

話が終わらないように、

あれもあった、これもあった

あそこにも行った、あんなこともした

等など、思い出は全て語りつくしたろう

辛かったこと楽しかったこと嬉しかったこと悔しかったこと

涙を流さずには語れない二人への感謝と思い出

深く思い出し話すたびに、目頭が熱くなった

何度も涙が流れた

それでも、この二人には悟られないように

強がってみせていた

これが最後なのに

最後だからこそ

そう、決めていた

前にも語ったが

このガアラという男

やはり俺の中で作っていた枠を越えている人物だったんだと思う

思い出も話つくし、あえて行く必要のないところまでうろうろしつくして

座り込んで話をしていた

一瞬の沈黙

もう、このあたりだろうな

そう思い、切り出そうと思った

俺「あのさ、俺二人にはちゃんと話しておきたいことがあるんだ

  ガアラ、ブラック」


G「クラ、そんなことよりまた一緒に俺とLSをやらないか^^

  もういいだろうw意地をはるな^^」



『もういいだろう、意地をはるな』

その一言がどれだけ俺に効いたか

彼女より、友達より、

誰よりきっと、一番俺のことを理解していたであろう男の一言

突き刺さる言葉

ただでさえ目が腫れるくらい何度も涙目になり、何度も涙を流しているのにこの一言

緩んだ涙腺はそのまま緩みっぱなし

G「また一緒にやろうぜ^^

  楽しかったろう一緒にいた頃が一番w」


『楽しかったろう一緒にいた頃が一番』

恐ろしい程心を読まれていた

以前にも『わかるよ^^クラのやりたいことくらい^^

そう言って、俺がどんなことをしようとも一度たりとも俺を批判せず

最後まで俺を守ってくれようとした男

それがガアラ

痛烈に心を打つ一言に

涙がすでにとまらない俺

G「ブラックも良いよな?」

B「あたりまえじゃんw

  また楽しくやりたいな^^

  スティーブは引退しちゃったけど、クラみたいにまた戻って来るよなきっとww」


俺「ちょっと待ってくれ

  そういうわけにもいかないんだ

  今日はけじめをつけに来たんだ

  これが最後だ」


G「何がケジメだw俺らの前でかっこつけんなよ^^」

B「www」


俺「真面目に聞いてくれ

  今まで言ったことないはずいこというけど、ちゃんと聞いてくれな」


ログインする前から、ずっと、各地を巡りながら、ずっと、

考えていた言葉を、やっと話す決心をした

俺「今まで、俺を支えてくれた二人に、感謝してるよ

  俺は、何もかも自分ひとりでやってるように見せたいだけで

  結局はおまえらが頼りだった

  ガアラの一言がいつもどれだけ俺に効いてたか

  ブラックの優しさにどれだけ助けられたか

  俺が辛かったとききつかったとき、どうしようもなくなったとき

  いつも側にいたのはおまえたちだよ

  いつも側にいてくれたのは

  きっと、二人がいなかったら俺はこんなことすらできていないと思うんだ

  俺はガアラから受けた恩を絶対に忘れない

  最後まで俺の味方でいてくれたガアラ

  あのときはそっけない態度で、おまえの励ましにすぐにこたえることができなかった

  だけど、心の底から嬉しかった

  おまえがジュノで、LSの勧誘のシャウトに俺の名前をつけてくれてたことが

  涙が出るほど嬉しかった

  『おかえり』ただその一言をくれたおまえに心の底から感謝してる

  いろいろあった

  おまえとの思い出、おまえに対する感謝が山のようにあるよ

  ブラック、いつもいつも、自分の時間潰してまで俺の注文を聞いてくれたよな

  きっと乗り気じゃないときもたくさんあったろう

  今日はあれしよう って予定たててた日もあったろう

  それでも、文句も言わず付き合ってくれた、俺がこの世界で

  あのLSで、自由にできたのは、必ずおまえが俺を手伝ってくれたからだよ

  わかってたよ

  本当は俺と同じくらいLSのこと、メンバーのことを考えてくれた末のこと

  ゲームなのにも関わらず、ブラックには一番迷惑をかけたな

  誰かがシメていかないといけないと思ってた

  その役が俺なんだと勝手に思い込んでた

  だからあの頃はこんなことは言えなかった

  ガアラ、ブラック

  ありがとう

  本当に、心の底からありがとう

  二人のおかげで、俺はこの世界からちゃんと去ることができる

  正直に言う、涙がとまらない

  本当はこれで最後だと思うと、悲しくて寂しくて、本当にたまらない

  それでもここで終わらなきゃいけない、そう決めたんだ

  やっと決心したんだ

  温かく迎えてくれる二人にいつまでも甘えていられない

  二人なら…と思うとどうしてもいつでも戻れる気になってしまう

  だから、これが最後だ

  絶対に最後にするんだ」


G「さっきから聞いてれば、何言ってんだw

  おまえは、俺らがいないと何もできんのだろう^^

  一人でどうする?

  俺はおまえとずっと一緒にやっていたいぞ

  約束したろう、3人でお互いの結婚式に出席しようなってw

  いつでも戻ってこいよ^^

  2年間、長いもんだな

  おまえと一緒にいた期間とそう変わらんw

  それでも、みんなで過ごした3年の方が何倍も大きく感じるぞ^^

  おまえがきつくなったら、俺が支えてやる

  おまえが責められても、俺が味方でいる」



体の震えがとまらない、涙が収まる気配がない

こんなに泣くのかって程泣いている自分に驚くくらい

B「そうだぞクラ、あの約束はちゃんと守らなきゃダメだぞw

  クラ、それに俺は負担を感じたことなんかないよ

  クラが感じたように、あれが俺の与えられた役割だと思ってたからなw

  うれしかったよ

  俺は、前にも話したとおり、

  元々ゲームを通してキー打ち覚えたかったのに

  前にいたLSではほとんど話もできなくて

  それでそっちのLSに行ったらチャットが楽しくて

  気使ってくれたからメンバーとも仲良くなれて

  楽しい時間だったよ

  だからこそ、クラがダメになりそうだったとき

  ガアラが左脇を支えるなら俺は右脇を支えるんだって

  勝手にそう思ってたよ

  俺も、あの楽しい時間がずっと続くと思ってたんだけどな~w」



俺「二人とも、ありがとうな

  長い間付き合ってくれて、長い間忘れないでいてくれて」


G「忘れるわけないだろう^^」

B「あたりまえじゃんw

  こっちが忘れられてんだろうと思ってたよw」


G「おまえは、一人じゃ何もできんのに

  何でもかんでも自分でやりたすぎるんだよw

  おまえがいなかった2年間

  クラがいればなぁと思ったことも何度もあるぞ^^」


それから、いろいろ言って二人とも引きとめようとしてくれた

こんな俺を

引き止められるほど、俺は何かしてやれたんだろうか

こんなに偉そうに締めくくれるほど

立派なことをやってきたんだろうか

今更になってそんなことを考える

どんなときも助けてくれた二人と、これがきっと永遠の別れ

これからは、どんなことも力を借りずに生きていかないといけない

守れなかった約束

守りたかった約束

そして、最後のやり取り

俺「それじゃあ、本当にこれで終わりだ

  今までありがとうな、ガアラ、ブラック

  二人のこと、思い出、絶対に忘れないからな」


俺は、ありえない約束をするのが嫌いだから

普段から真面目な場面では『絶対』という言葉は使わないのだが

例え、いつか忘れてしまうことだとしても

この二人とその思い出だけは絶対忘れたくないと思っている

きっと、画面の前では目が潤んでいるのであろう心優しい男たち

B「話戻すつもりはないが、またいつでも戻ってこいよ^^

  俺もクラを待ってるぞw楽しい思い出をありがとうな^^」


G「あたりまえだ、忘れられてたまるか^^

  俺は何があってもおまえのことを忘れん、この世界でおまえと戦ったことを

  おまえと過ごした3年間だけは絶対忘れん

  クラ、また逢おう^^」


そう言ってくれた

何か残念なことがあったわけじゃない

よくある感動的な別れというやつなんだろう

だけどすでに満身創痍、ズタボロの俺

卒業式にすら出なかった俺は、こんなに完全な別れは全く経験したことがなかった

それでももう後にはひけない

今更『引き止めてくれたのが嬉しかったからやっぱり残るわw

なんてことを言う気はサラサラない

俺は、自分の意志で、ここを去っていく

楽しかった思い出と、とても辛い思い出と

最後の最後まで俺に付き合ってくれた我が人生最高の男たち

絶対に忘れない

忘れたくない

どんなに辛いときでも、二人がいた

どんなに嫌なことがあっても、二人がいた

ありがとう

本当にありがとう

ガアラ、ブラック

落ちた後も、タオルに顔を押し当てて、嗚咽するほど泣いた

恥ずかしいくらい

目を真っ赤にして

これで本当に終わった

楽しい世界だった?

苦しい世界だったかな?

やっぱり、

嬉しい世界だったのかなぁ?

もしかしたら

辛い世界だった?

思うところはいくつもあり、

考えようによってはいろんな世界になりえるんだ

だから

最後に〆るならやはりこの言葉になるのだろう

素晴らしい世界だった

そう思えた

ここまで何かをやりきったことは無かったから

大きな喪失感がある

だけど俺は、この思いを胸に

生きていこうと思う

リアルよりもリアリティーのある世界での人間関係

きっと、誰もが経験できない経験を多分にすることができた

ありがとうヴァナディール

素晴らしい世界をありがとう

長い間、俺の心の支えだった

ここまで『自分』を掛けてするネットゲームなんてこの先ないだろうな

ゲームをしない人、ネットにうとい人からすれば

意味のわからないことであろう

自分のキャラクターのいる街を

方々に走り回っているキャラクターは、

全て、自分と同じ『本物の人間』が操作するキャラクターなのだ

例えば、傷の舐めあいかもしれない

例えば、儚い一瞬の夢かもしれない

それでも、その世界を共に生きた

紛れもない『人間』の生きた記録

これで俺、クラウドのお話はオシマイ

深呼吸一つしたら

頑張って寝てみよう

きっと夢を見るだろう

どんな夢になるかわからないけど

願わくば

素晴らしい夢を





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…追記…





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Comment

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ついに辞めたんだな…
これからはもうクラウドにはならないんだなぁ
おつかれさまm(_ _)m
アルタイル | URL | 2007/01/22/Mon 17:15 [EDIT]
うん、文面からヒシヒシと感じるものがあったよ。
一度長すぎて読むの挫折したけど読んでよかった!
なんか感動をわけてもらったぞ!
| URL | 2007/01/23/Tue 16:37 [EDIT]
お久しぶりです(^-^)/
最後の方で涙を誘われました(;_;)
絽候 | URL | 2007/01/25/Thu 11:43 [EDIT]
俺もFF11やりたくなったw
本文最初と最後のSSの選択が良かったな!
リンゴスター | URL | 2007/01/25/Thu 12:45 [EDIT]
足あとから来させてもらいました。
ゲームのことは正直良くわからないんですが
こういうことがあったんだろうなぁ
とか、あぁいうことかなぁ
とか一人で考えてました。
後半の文章のつくりがすごく良かったです。
知りもしないことなのに涙出ちゃったりして。。汗
ゆみな | URL | 2007/01/26/Fri 10:43 [EDIT]
みんな読んでくれてありがとうm(_ _)m
別れと言うのは辛いもんだw
これから先も思い出は大事にして行きたい
アルゼ | URL | 2007/02/01/Thu 11:45 [EDIT]
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| | 2007/02/06/Tue 17:11 [EDIT]
やべえ…天才だよ、あんた天才だよ;;;;
人を泣かす天才だよ;;;;;;;;;切なすぎ…
今日は俺眠れない;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ウェルジュ | URL | 2007/05/01/Tue 03:01 [EDIT]
そういう関係羨ましいなぁ…
| URL | 2009/06/11/Thu 21:56 [EDIT]
なんだか、一つの小説を読んだ気分です。ゲームといえど、いろいろなことがありますもんね。今は楽しくても、いつかそういう別れを迎える日が来るのかなぁ
そんな日がきた時に、アルゼさんたちのようなお別れができれば一生の思い出になるのでしょうね。
chako | URL | 2009/07/01/Wed 12:23 [EDIT]

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